第二の試練に君を想うということ


第二の試験のヒントを手に入れた経緯にはばくしょうした。私も目撃者の一人なのだけど、いつまでも開けない金の卵に苛立ったギアッチョが、ドラゴンの卵を模してんなら火で炙ればいいんじゃねえのかと暖炉の中にそれを放り投げたのだ。破壊されて永久に使い物にならなくなったとしてもギアッチョは気にしなかっただろうし、器物損壊で失格になったらそれこそ諸手を挙げて歓迎したに違いない。
しかしそんなギアッチョの行動に慌てたのはドラコ君だった。何をしているんだギアッチョと顔を真っ赤にして怒りながら水差しの水で暖炉の火を消す。冷まさないと持てないのでそのままざばざばと水をかけ続けるドラコ君。水に反応してぱかりと開く卵。腰を抜かすドラコ君。ざわつくスリザリンの談話室。身を乗り出すギアッチョ。この展開に笑いを堪え切れない私。ドラコ君がまさかの開封。
「案外オメーの方が向いてたんじゃねえのか、この大会」
ハリー君と張り合いたいけれど不正を疑われるのは家柄的に困る。そんな表情でギアッチョを睨んだドラコ君は、すっかり冷めて歌い続ける金の卵をギアッチョに押し付けて水に濡れた手をハンカチで拭う。
「ポッターと同じ扱いなんてごめんだね」
私は見てみたいけどね、ドラコ君とハリー君がトライ・ウィザード・トーナメントで争うなんて夢のような対決じゃないか。
そんな私はただ笑っているだけではない。わいわいと騒ぐ彼らと同じ談話室の机でカロリーたっぷりのスイートロイヤルミルクティーホイップマシマシ蜂蜜掛けを飲みながらガラスのペンを動かしている。お返事を書く必要があるのだ。
誰にかというと、ルシウス・マルフォイである。昨年度から頻繁に送られてくるようになった手紙ではなぜか四十路の男の人生相談が繰り広げられ、彼の子供と同い年であるはずの私はなぜかそれに逐一丁寧に答えてやっている。どういうことなの。さすがのポルポさんにも理解不能だ。オッサンの身の振り方なんかどうでもいいしその年齢なら好きにしろよと言いたいけど言えないこんな現実なんてポイズン。頭がどうにかなりそうだった。
ルシウスさんは迷っているらしい。
父としての立場と、それよりも大きなもの(彼は名誉と表現していたけど、まあ要するに闇の印の話よね?)を抱える身としての振る舞い。どちらを優先し、何を立てれば良いのか。『父』としてのルシウス・マルフォイを評価した私になら答えが出せるのではないかと期待しているようだった。そういえば夏にルシウスさんのお家にパンジーと一緒にお泊りさせて貰った時も何か悩んでたな。それ以上悩むと禿げますよ。
外野がナニを言ったって最後に決めるのは自分なんだからもっと自分の判断を信じてのびのびとやればいいんじゃないですか、とさっさと終わらせたい気持ちを隠してもっともらしいことを書く。要するにアレだろ。父親としての立場で言えばドラコ君の為に闇の道から彼を外してやりたいけど、名前を言っては中略あの人の部下だったマルフォイ家の当主としては息子にも同じ道を歩ませ、今は復活を待たれるヴォルデ中略モート卿の配下にしないといけないから困ってるんだろ。いいよ!好きにしなよ!逃げるコツならおねえさんが教えてあげるって。

私自身はまったく原作にかすらないまま第二の課題の時がやって来た。さあショータイムだ、……ならぬ、水泳タイムだ。
ギアッチョは呼吸対策をどうするのかなと問いかけてみると、ホワイトアルバムの原理だ、とだけ答えてくれた。どういうことかはまったく解らなかったが、とにかく氷が作用することなのだなと思って頷いておいた。なるほどねー、ホワイトアルバムの原理ね。うんうん、で、それどういう意味だってばよ?
ギアッチョは人に長々と説明をするタイプじゃあないし、私が理解できないでいると絶対にぶちぶちと色々な袋の緒が切れてしまうだろうから深追いするのはやめておく。触らぬギアッチョにブチ切れはなし。
でもそれって何をするにせよ、数時間くらいはキープする余裕がないといけないわけだし、とてもエネルギーを使うのではないかな。四年生の体力と気力で持つものか?
途中でギアッチョが力尽きる可能性を憂慮すると、ホルマジオは私の杞憂を笑って吹き飛ばした。
「問題ねェよ、ソルベとジェラートが増魔力剤をしこたま持たせてっから」
無理やり底上げするってわけですね。それをやるとしばらく物凄い疲労感でぶっ倒れるから推奨しないってスネイプ先生が言ってたような気がするけど気のせいだったかな。きっと気のせいだ。
ところでメローネの姿がない。これは私の腹筋に多大なる負荷をかけたけど、つまりそういうことだよね。なんていうか、ごめん、ギアッチョ。
「俺はオメーが選ばれると思ってたんだけどよォ、メローネっつーのは意外だったな?」
「俺もお前だと思ってた。ギアッチョの一番大切なもんって言ったらお前くらいしか浮かばねえだろ」
メローネがいないのを見たギアッチョが物凄い顔してたもんね。真剣に嫌そうにしていたし、あの時のギアッチョの表情は水に触るのもおぞましいと言わんばかりだった。
スタート台に立ったギアッチョは自分にしっかりと防寒の魔法をかけると、ざぶんと水の中に飛び込んだ。歓声がそれを見送って、水面にはあぶくだけが残る。それもすぐに弾けて消え、観客の私たちはしばらくすることがなくなった。水の中のことなんてわからない。私に出来るのは何を置いても、ギアッチョとメローネの無事を祈ることだけだ。
無事を祈っているとは思えない行動で非常に彼らに申し訳なさを感じるが、空腹を感じたので手持ちのバッグを開ける。屋敷しもべ妖精に作ってもらったどら焼きなんてハーマイオニーちゃんに知られたら怒られてしまいそうだ。イルーゾォに勧めると半分でいいと言われたので二つに割って差し出す。もう片方はせっかくなのでホルマジオにあげた。相棒同士で分け合ってお食べ。イルーゾォも別に、私と半分こがしたかったわけじゃないだろう。
「グラッツェ。……だけどオメー、なんで俺なんだよ?」
「お腹空いてるかなって」
「確かに小腹は空いてっから有り難いぜ。ドラヤキはうめェよなあー」
空腹に沁みるおいしさだよね。大福に次いで好きな和菓子だ。
パンジーはドラコ君と一緒に特等席を取って観戦している。彼女たちがS席だとすると私たちはC席だ。代表選手の友人という補正は観戦席の当落には関係ないことが証明されている。
スリザリン寮の陣取るスリザリン席にやって来る生徒など誰もおらず、チラッチラッと向けられるリュシアン・レスティンやハッフルパフ席からの視線をまるっとスルーしてひたすらに物を食べていると、一番にビクトール・クラムが上がって来た。フラー・デラクールは棄権。ハリー君は大幅に遅れてのゴールだと記憶しているけど、時間はまだある。
ギアッチョがこんなに時間をかけるなんて意外だった。水面をじっと見つめていると、ふいにその奥がぴしぴしと不透明に凍り付いていくのが見えて目をこすった。氷といえばギアッチョだけど、あんな一部分に氷を生み出してどうするつもりなのだろう。もう水面はすぐそこだというのに。
"水面に出るために氷を生み出した"という私の予想は大幅に外れた。ギアッチョは作り出した氷を階段のごとく踏み台にし、水の上まで上がって来ていた。泳ぐんじゃなくて歩く。水中を歩いてたよこの子。濡れた顔には疲労がにじんでいる。それは増魔力剤でも補いきれなかった"全力"を尽くした結果なのか。なぜギアッチョはそこまでしてくれるんだろう。勝負事になると負けん気が湧き出て来るのかな。
私はとある日、第一の試練の前に談話室で会話をしていたことをすっかり忘れていたので、そんなのんきなことを考えていた。よもやギアッチョが賞金の1000ガリオンを使って、今再びのイタリア、そして日本への旅行を贈ろうとしてくれているなどと、まったく思いつきもしなかったのである。私の馬鹿。それを知ったのは、ギアッチョがやけ酒をかっくらって前後不覚になったその時だったのだけど、それはまだずっと先の話だ。知っていたらギアッチョに渾身のハグが出来たのに。
課題を乗り越えたギアッチョはちょっと意外な丁寧さでメローネを医療事務ペッシに押し付けると、自分もふらふらと救護室へ歩いて行った。心配な気持ちが見て取れたのか、そわそわする私をソルベとジェラートが笑った。
「心配ねえって。怪我はしてなさそうだし、疲れただけだろ」
「元気爆発薬でも飲めば一発じゃねえの?」
無理やり薬で力を引き上げて消耗した体力をまた薬で無理やり持ち上げるこの魔法界怖い。社畜を生み出してしまうぞ。逃げろ。働きたくないでござる。
みんなへの加点が終わって、今回一位になったのはビクトール・クラムだった。ギアッチョは水中でマーピープルを凍り付かせて破砕しかけたのを水中のスタッフに止められたことが減点となった。まとわりつかれてよっぽど苛々したんだろうな。しかし無駄な殺しはしないギアッチョのことだから、二度と付きまとって来ないように脅す程度で済ませたと思うが、まあ周囲の人にそんなことを悟れと言うのも酷だ。

ギアッチョの様子を見に医務室へ行く途中、パシャリとシャッターを切る音とフラッシュが向けられた。さりげなくジェラートが影を作ってくれていたので、私の写真は撮れなかったらしい。
孔雀のようなスーツを着たリータ・スキーターは、眼鏡を押し上げてニコニコと気安く微笑んだ。
「あらあらあら、アトマ選手のお友達の方ですわね?そうでしょう?あたくし、あなた方のことを少うし取材させていただきたくて参りましたのよ」
「そういうのは事務所を通して貰わねえとなあ、ジェラート?」
「そうだな、ソルベ。俺たちのポルポはそのアトマ選手のお見舞いに行くところだからよ」
「あら!あなたたちはエーット……ソルベとジェラートね?あなたたちから見てポルポというのはどういう存在?リゾット・ネエロ氏と婚約をしていることについてどう思う?良い婚約者同士に見えるかしら?昔からの幼馴染だと言っていたけど再会した時はどんな気持ちになった?嬉しかった?」
この人もすごいエネルギー。
羊皮紙のメモ帳にペン先をつけた羽根ペンは自動的に素早く文章を生み出している。この自動速記羽根ペンはリータ・スキーターの思考を読み取り、思った通りの文章を書き連ねてくれるらしい。登録が必要で非常に高価だし、雑念が混じるとそれも筆記されてしまうから私には向いていないアイテムだ。
羊皮紙には私を主人公とした物語が展開されていた。すでにリゾットへの取材は終えているようで、ちらりと見えた羊皮紙には『リゾット』『愛』『再会』『氷のような表情が』『涙』という謎の単語が綴ってあった。その記事すごく気になるから一部買わせてくださいと言うと、もちろん答えていただければお送りいたしますわよとまたニッコリ目を細めたので、私はジェラートガードを通してリータ・スキーターの質問に端的に回答していった。ソルベとジェラートもぺらぺらとあることないことどうでもいい情報を垂れ流す。
「ありがとう皆さん、大変参考になりましたわ。こちら草稿のコピー、宜しければご覧になって」
歌うように数枚の羊皮紙を私の手に押し付けてもう一度シャッターを下ろすと、リータ・スキーターはるんるんとスキップしながら廊下の向こうへ駆けて行った。仕事への熱意が半端ない。
「どんな内容?イルーゾォがいなくて良かったな、この倍は長くなってたと思うぜ」
「俺にも見せてくれよ」
ホルマジオとイルーゾォはドラコ君とパンジーと四人でグループを作って一足先に寮へ戻っている。学生なので、トーナメントの最中にも宿題は出されるのだ。それをやっつけにいくとのこと。イルーゾォは宿題なんてぶっちぎる気満々だけど。
「えー、"ポルポ・ノタルジャコーモヌンツィアータオルトラヴィータパラッツォーロは"」
あっこれ私の姓ね。クソ長くて面倒だからみんな私のことは『ポルポ』か『ミス』って呼ぶんだぜ。変人家系は苗字までおかしかった。
「ナニナニ? " ポルポ少女は冷酷な婚約者の意外な一面を知っている。彼が少女へ堪えようのない恋情を抱き始めていることを知っているのだ。だからこそ向けられる冷ややかを装った眼差しに耐え一途に婚約を全うし続けている。周囲の友人は彼女の健気な生き方に感動し応援すると言っているがその内心はどうだろうか?ミスターレスティンやミスターアトマ兄弟は少女ととても仲が良いと言う。そこにあるのは本当の友情だろうか?筆者は取材の最中、その友情の中から確かな不和の種となりうる感情を見つけたように思う。婚約というのは形だけとも言える。ユーモアあふれるこの少女が最後にいったい誰の愛を手に取るのか、これからの魔法界を担っていくのは誰になるのか、筆者は今後も彼女たちの行く末を見守っていく所存だ"」
ノタルジャコーモヌンツィアータオルトラヴィータパラッツォーロを『ポルポ少女』の一言にまとめたリータ・スキーターに感謝。それだけで原稿用紙埋まるもんな。
堪えようのない恋情を抱き始めているリゾットの時点でジェラートが笑いの砲弾を被弾し中破。ソルベの腹筋が小破したところで追撃の"友情の中から確かな不和の種となりうる感情を見つけた"の一文でとうとう決壊。廊下中に二人の笑い声が響いた。道行く生徒がギョッとして振り返る。
「イルーゾォもメローネもギアッチョも私のことが好きなのねえ」
笑える。その三人は誰もこの場にいなかったんだけどそのヘンは突っ込み始めたらキリがないんだろうから取り上げなかった。あの女性記者に何を言っても無駄だし、この程度の、まあ、無難な記事で収まっているならそれでいいか。リゾットのロリコン疑惑だけはぎりぎりアウフで触れられていないし、この程度なら問題ないだろ。婚約をしてニコニコやってる相手に好意を抱く程度なら許容範囲だ。堪えようのない恋情の一文には私もクソ笑わせていただいたが、スリザリンの生徒はリータ・スキーターの記事を馬鹿馬鹿しいと思っているし、この内容を信じる生徒はリゾット・ネエロのことを何も知らない。そういう評判でがたつくような評価は向けられていない人望篤きネエロ先生なら問題ないだろう。
「"少女はルシウス・マルフォイとも親しいと言うが、その息子ドラコ・マルフォイとの仲も上々のようだ。少年の婚約者とも親しいようで、そこにナニかがあるにせよ、表面上は当たり障りのない関係を築いている。筆者は一度ルシウス・マルフォイとリゾット・ネエロの関係性について深く掘り下げた記事を書いたが、今となっては内容を撤回せねばなるまい"……って、前にどんな記事を書いたんだろうね」
「いわゆる同性愛の話さ。ルシウス・マルフォイがリゾットの面倒をよく見るのはそこにヨコシマな想いがあるからじゃあねーかって」
「俺ら、もう耐えられなかったぜ」
君たちはいつも耐えられていないけどね。その記事は私も読みたかった。しかしどうやら、当時は権力を持っていたルシウス・マルフォイによって握りつぶされてしまったらしい。そりゃあそうだろうなと思った。
そうだ、そのルシウス・マルフォイといえば。
埒が明かない相談事情について、ソルベとジェラートに意見を聞いてみることにしようと、ふいに思い立った。この二人はのらりくらりと事を躱すことに慣れているし、友人の父親の相談を切り捨てられない私に、何かよいアイディアをくれるかもしれない。
話は変わるんだけどちょっといいかな、と切り出すと、ソルベはひいひい言いながら何度も首を縦に振った。いいぜ女王さん、なんだい?
ルシウスさんの相談してきたことをかいつまんで説明すると、ジェラートはようやく笑いを引っ込めて腕を組んだ。ふうん、と一つ鼻に抜ける声を落として、まあ歩きながら話そうぜと先に進み出す。
「ナニか切っ掛けが欲しいんだろうな。自分を正当化できる切っ掛けがさ」
「今のままじゃ中途半端だもんな」
切っ掛けか。確かに、私に後押しをしてほしがっている気がする。それこそのらりくらりと避けてきちゃったけど。
切っ掛けをどう与えればいいのか、そもそも与えちゃっていいものかわからないんだよね。人の人生を左右しちゃうわけだから、安易に考えるわけにはいかない。素直に『寝返っちゃえば』なんて提案して受け入れるようなら、こんな風に悩んでいないだろうし。
彼に任せる、と言いたいところだけどさー、悪い方向に転がって、パンジーが悲しむようなことにはなってほしくない。
ソルベは私が黙って考えているのを見て、励ますように胸を張って両腕を広げた。
「いっつも女王さんが言ってるだろ。なるようになるのさ」
「……ま、そりゃそうね」
二人はからりと笑って私の背に手を添えた。医務室の扉を開けて入るように促されたので、されるがままに足を踏み入れる。タウリンの入っていないエナジードリンクを飲んでいるギアッチョの後ろ姿が見えた。メローネは医務室に備え付けられたシャワーを浴びたのか、清潔な水で濡れた髪にドライヤーをかけている。私がやって来たと知るとすぐさま電源を切って立ち上がった。
「ポルポ!」
本当に楽しそうに私の胸に飛びついて来たので、成長して、もう私より背の高くなった少年を抱きしめて一足先のお疲れ様を口にする。捕らわれのお姫様はどうだった?
「睡眠薬で眠らされたんだけどさ、魔法界のは無味無臭だから便利だなって思った」
目の付け所がアサシンだね。
メローネを胸に抱き付かせたままギアッチョに近づく。メローネ君は私の胸に顔を埋めて後ろ向きに歩くことになっているけど問題ないのかな?
「ギアッチョ、お疲れ様。大丈夫?がんばったね……!見てたよ、私」
「……」
ギアッチョはむすっとした表情のまま、薬が効いてぽかぽかと暖かい手で私の手をぎりぎりと締めるように握った。ナニしてんのかな、痛いよ。しかし黙ったまましたいようにさせておく。
「……握力は戻った」
可愛い、私の手で力を調べていたのね。どうりで痛いと思ったわ。全力込めてたの。ひと言断ってからやってもらえると心の準備が出来てすごく助かるんだけど、とても可愛い動きだったので何もかもを許した。さっきまで寒くて力が入らなかったのかな?もうどうでもいいよ痛みなんて。痛いの苦手だけどギアッチョが可愛すぎたから痛くなくなったよ。もじゃもじゃ頭をぐりぐりと撫でまわして可愛いね可愛いねと言っていたが、いつまで経っても振り払われることはなかった。寂しかったのかな。寒い水の中でメローネを腕に抱いて課題をこなすことに辟易していたのかもしれない。私でいいならいつまででも撫でているから心を休めてね。
撫でまわすのはオッケー立ったけど、ちょっと片腕で頭を抱き寄せてみると今度は叩き落とされた。ごめんねおねえさん調子に乗ったわ。